UMBER KELP

森林性サボテンのいろいろ話


三稜

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お勤め帰りにビニールハウスへ来たら、三稜袖の開花が終わりを迎えていた。

満開を観れず残念だわ(´・ω・`)

懇意にして頂いている園芸おじさんによれば、三稜袖は、Harrisia属=Eriocereus属とのこと。

ちなみにSelenicereus属は、Seleni+Cereusで、Seleniは、ギリシャ語で月を意味し、Cereusは、ロウソクを意味する。

名字の末の方にCereusと付く属は、結構近いのかとも思ってしまうが、前述の通り見た目重視であるので、一概にそうとは言えないのだろう。

例えば動物なら、ネコ属の家猫とヒョウ属の虎くらいに違ったら、全くもって別の生き物だわな。

属が合えば、同じウマ属の馬と驢馬の間にラバが生まれ、同じヒョウ属の虎とライオンの間にライガーが生まれたりするが。

果たして、植物の分類も厳密にわけているのだろうかと言うのはちょっと思うところがあるな。

実は同じ属だったとか、ごく近縁などいくらでも有りそうだ(´・ω・`)

話を戻す。

三稜袖はツボミが認識されてからおおよそ1ヶ月で開花した。HylocereusやSelenicereusなど含め、この手のものは開花までに大体1ヶ月が目安と思っている。

Hylocereus(ドラゴンフルーツ)の赤花園芸品種、コニーメイヤーがツボミをつけたが、大きくなるスピードが早い。

さすがに満開が観たいものだ。


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