ここ日本では、なかなか開花まで育てるのが難しい事で定評のある(dubsat調べ)Selenicereus属ですが、新芽にはあんがい特徴があると思っているのだ(´・ω・`)
最近では、Selenisereus属は、そのクレードの中に5つくらいの系統があるらしいという都市伝説がちらほら囁かれるが、その全容を明らかにするために我々は一路アマゾンに降り立った(降り立つとは言ってない)
まずは参考に、Phytotaxaの某文献から系統樹を貼り付けておきます…(お願いします!訴えないでください( ;∀;)
Selenicereus ‘ variegatae ‘
Selenicereus ‘ variegatae ‘
大輪柱錦で出回っています。
案外と葉状茎(以下、枝と表記します。)が太くなりますが、新芽の接続部分がとれやすく、かっこよく仕立てるのがなかなか難儀な品種です。
この新芽がとれやすいのは後述の’タイタン’と同じような感じですね。
‘ variegatae ‘ 花画像
花は他のセレニケレウス属よりも小さく、花柄もトリコームっぽい剛毛びっしりでねとねとして良い感じですが、わりと咲きづらいです。
そこそこ枝が伸びると花を咲かせます。
Selenicereus ‘Titan ‘
Selenicereus ‘ Titan ‘
某森林サボテン界隈のレジェンド、故、三橋氏作出の品種。
Echinopsis属とSelenicereus属の属間交配種とされています。
状態が良いと、枝がとても太くなります。
この ’ タイタン ’ も、新芽のつなぎ目が若干弱く、他のセレニケレウスよりも簡単に取れてしまいます。カキコがし易くて良いわーってそんなバカーーーーーー!!!(植物にツッコミを入れる)
‘ Titan ‘ 花画像
’ タイタン ’ も、他のセレニケレウスの花より一回り小さいのですが、開花時期が早い(4月~5月)のと、わりと次々咲くので楽しめます。
Selenicereus hondurensis
Selenicereus hondurensis (親しい趣味家さんからいただいた某ドイツの種屋さん由来の実生株)
Selenicereus grandiflorus の系統です。
棘が刺さって、とても痛い。(*´﹃`*)
当圃場には、この品種以外にもFN付きのホンジュレンシスもいるのですが、若干棘の感じは違うかなと思います。
まあ、FNがちゃんと合っているかどうかに関しては、全てのFNを疑ってますけど⤴ (バクハツそしてドリフのテーマソングが流れる)
hondurensis 花画像
花は単発で咲くと異様にデカい!!
ですが、ちょっと大味かなと思います。とはいえ、開花するといつも凄いものを見れた気分になります。
Selenicereus validus
Selenicereus validus
ずんぐりむっくりしたSelenicereus。
なぜか枝が1mも行かず、株元から次々新芽を出していきます。
挿し木にしても同じですが、新芽の量は実生には遠く及びません。
最終的に形になるまで4年はかかりますので実生した方が良いです(笑
4~5号鉢で開花して、さらに自家受粉します。
状態が良いと見事な群開を見せてくれます。
validus 花画像
香りは、ココナッツ系統のお菓子。
セレニケレウスの中でもコンパクトな体躯ですが、大きな花を複数同時に咲かせます。
ですが一度に開花する量が多いと、さすがに一輪一輪は小ぶりになりますけど(*´ω`)
Selenicereus donkelaarii
Selenicereus donkelaarii
ユカタンの矮性Selenicereus。棘がペタっとしているので痛くないです。(;’∀’)
あと、枝が柔らかい!!!
あんどん仕立てにしやすいです。
Selenicereus murrillii
以前、某ネットオークションから入手したSelenicereus donkelaarii。
海外から Selenicereus murrillii をお取り寄せしたら、同じにしか思えないものが届きました。
ネットに漂う参考文献を鑑みるに、これはムラリーですね(*´ω`*)
花は、まあまあな存在感(*´ω`*)
花柄が渋くて良きです(*´ω`*)
Selenicereus pteranthus
Selenicereus pteranthus
夜の王女です。
キンヒモの台木に使われているのを目にします。
当圃場の最古参ですが、枯死するようなそぶりはありません。
思い入れのある種です。
このペタランツスも、あとから2個体を別々のところから入手していますが、一つは違う感じがします。
それがその個体の個性なのか、交雑からなのか、別の種として認識できるのかはわかりませんけど(汗
pteranthus 花画像
おそらくセレニケレウスの花の中で、一位二位を争う妖艶さです。
当圃場では毎年群開してくれるのですが、それはそれは素晴らしく綺麗な光景なんですけど、単発で咲いたときの方がドキっとします(ポッと頬を赤らめる)
Selenicereus atropilosus
Selenicereus atropilosus
花の小さなSelenicereus。
旧Weberocereusに近いとの事。
では、そのウイベロセレウスは何か?
現在は、セレニケレウス属に移されたグラバーあたりかな?と思います。
じゃあ、もう一方のセレニケレウスは???
おなじ株の棘の少ない枝。
atropilosus 花画像
花がちいかわで、むしろエピフィルムの花に近く感じますが、形はやはり後述のグラバーに近いかな?
Selenicereus glaber
Selenicereus glaber
和名、木登り柱。
旧Weberocereus属です。
夏に弱いことに定評があります。
当圃場には、グラバーと思われるものは4種あり、そのうちの2種は同じかなと思いますが、それぞれ若干の違いを感じます。
Selenicereus glaber 1 花画像
Selenicereus glaber 2
こちらのグラバーは、約10年前に某所で Weberocereus biolleyi 名義で購入しましたが、花は一ミリもビオレイではございませんでした( ;∀;)
他のグラバーに比べ暑さに強く強健で、次々と株元から新芽を出して株立ちになっていきます。
体躯も3m越えのレベルでデカくなります。
グラバーとはちょっと違うかもしれませんな(*´Д`)
Selenicereus glaber 2 花画像
Selenicereus tonduzii
Selenicereus tonduzii
旧Weberocereus属です、現在は、セレニケレウス属に移されています。
バレリーナフラワーの異名を持ちます。
同じく夏に弱いです。
高山植物扱いで育ちます。たぶん…。
Selenicereus wercklei
Selenicereus wercklei
ほっそいSelenicereus。
Selenicereus inermis のsubsp.です。
当圃場にきてもう、うん年ですが、まだ開花しません( ;∀;)
インターネッツの大海原を漂うと吊りの5号あたりで開花している画像が散見されるので、何か足りないのでしょう…。
Selenicereus rubineus
Selenicereus rubineus
Selenicereus inermis のsubsp.との見方があるようです。
この種も咲きづらい!!
inermisの系統が咲きづらいのか?それともそんなに俺が悪いのか?
そろそろ決着を付けねばなるまいよ(*´Д`)
Selenicereus megalanthus
Selenicereus megalanthus
イエローピタヤです。
Selenicereus属と、旧Hylocereus属の、自然交雑が起源の種です。
その生育範囲が重なる種は、旧Hylocereus属の Selenicereus costaricensis と Selenicereus setaceus のようです。
冒頭の系統樹を見ると、右側のセレニケレウスの属するクレードの節は多分岐しています。
上から以前の属に当てはめると、Selenicereus、Hylocereus、Weberocereus、ですな(*´ω`*)
自然界では交雑はわりと容易に発生していて、通常不稔性ができるところ稔性の個体群がたまたま発生したり、倍数体間の確率の低い交雑など無数の「アリエナイ」を含め、植物は進化してきたのでしょう。
例えばいくつもの中間種が存在するとしか思えないエピフィルム フィランサスの生育する中米~南米地域の一部は、フィランサスにとってのハイブリッドゾーンなんじゃないかと思ってしまいますが、それは数百年後かもっと近い時期に遺伝子の浸透が進んで一つの同じような種へ収束する群と、遺伝子の隔離が強まる性質を獲得したり、地理的にガラパゴス化して多数の種へ分岐する群と、どちらもあり得るのだろうと思います。
それを踏まえたうえで、簡素化された系統樹の実際の枝葉は密に重なり合っていて遺伝子の浸透を起こしているとすると、前述のいくつかの種も腑に落ちる気がするでしょ、面白いね(*´Д`)
megalanthus 花画像
花弁が丸みを帯びているからなのか、とてもやさしい雰囲気を感じさせる巨大な花を咲かせます。
Hylocereus x stendatus ‘Connie Mayer’
Hylocereus x stendatus ‘Connie Mayer’
赤花の咲く、ドラゴンフルーツ交配種です。
交配親の、Selenicereus stenopterus は、セレニケレウス属の中で唯一の赤い花弁をもつ種であろうと思います。。。欲しい!!!( ;∀;)
この ‘ Connie Mayer ‘ は、ドイツの園芸家、Eckhard Meier氏(エックハルト マイヤー氏)の作出です。
他にも ‘ Kathie Van Arum ‘ や ‘ BRUNI ‘ などが知られていますね。(*´ω`*)
‘Connie Mayer’ 花画像
綺麗だね~。
片親はドラゴンフルーツの王様、ウンダツスであり、当圃場で ‘ Connie Mayer ‘ は、12.5cmPOTで枝の長さが1.5mでも開花しますが、のびのび育てると4m~5m近くになります(・_・)
現状では、当圃場のセレニケレウスの赤花はこの品種と Aporocactus × Selenicereus (シンプルに記載したけども、もっとややこしい交配)のレッドスパイダーだけであり、コニーメイヤーは開花時期が長いので、積極的に交配に使っています。
Selenicereus ocamponis
Selenicereus ocamponis
旧Hylocereus属、ドラゴンフルーツの原種ですが、棘の感じはAcanthocereus属なんですけど。
肌の色にロウ質の青みがかる種です。
ほかの旧Hylocereus属よりも小型で、寒さに若干強い印象があります。
Acanthocereus属といえば、ペニオセレウスの関係で分類にいろいろと変化があるようですが、機会があればまた別で書きたいと思います。
そう、機会があればね(*´Д`)
そもそも、ハシラサボテンわからんち(*´Д`)
ocamponis 花画像
形がとても良いですね。。。(๑¯﹃¯๑)
Mediocactus hassleri
Mediocactus hassleri
某界隈でとても有名なドイツの種屋さんからお取り寄せした種からの実生です。
Mediocactus hassleri は、Selenicereus setaceus のシノニム(異名)とされるようです。しかし、このハッスレリは、花柄に棘がありませぬ。( ;∀;)
またずいぶんと、上品な雰囲気の花を咲かせるんですけど。
インターネッツの深渕をのぞき込むと、某カクタスクラブの記事がヒットします。そこには、Mediocactus hassleri は三稜袖と呼ばれ、Acanthocereus属の五稜郭の違和名と出て来たりします。そして三稜袖で調べると、懇意の好々爺な趣味家、ぱんささんの考察がヒットします。が、ハシラサボテンわからんち(/・ω・)/
三稜袖は当圃場でも接ぎ木の台木として使用していますが、言われると確かに同じものに見えますね。
花はこの hassleri の方がお上品ですけど、あんまり変わりは無いかな。
実生累代で多少の個性が出ることはあると思いますし。(*´ω`*)
とてもとても、お上品ね。(*´ω`*)
Acanthocereus rosei ( × Selenisereus )
Acanthocereus rosei
以前は、ペニオセレウス属でしたが、この種を含め、いくつかのペニオセレウスがアカントセレウス属に移されました。
一部のペニオセレウスは、セレニケレウスに近いのではないか?という虚言が以前から囁かれていましたが、これにてアカントセレウスは、セレニケレウスに近いのではないか?という都市伝説(2回目)に変化するでしょう。(*´ω`*)
数年前、アカントセレウス マクラーツスの雌しべに、セレニケレウスの花粉を擦り付けたら結実しました。その翌年も擦り付けてみたらまた結実しました。
さらにロゼイにもセレニケレウスの花粉を擦り付けたら結実し、芽が出て来たのが新芽画像のロゼイです。(/・ω・)/
今のところ、目立った違いはありませんので、実際に成功しているかはわかりませんけどね。(爆
rosei 花画像
ロゼイの花です。
花は、異様な雰囲気はありますが、とてもお綺麗様ですわよ。
開花は、鉢の大きさが5号、枝の長さは1.5mもあれば開花します。(*´ω`*)
Deamia testudo(アメリカ輸入株)
旧Deamia属、旧Strophocactus属、その後、Selenicereus属にまとめられたものの、最近またDeamia属に分離されました。
そのDeamia属は、旧知の2種(テスツド、コンタレンシス)に加え、2018年に Deamia montalvoae が加わり、さらに2022年に1種発見されて、現在は、計4種を含みます。
ちなみにStrophocactus属は、泣く子も黙る Strophocactus wittii (ヘゴ板吊りで栽培チャレンジしたい!!!)と、新たにStrophocactus sicariguensisなど計3種がまとめられました。
当圃場には、 testudo名義のものは、アメリカ輸入株とドイツ輸入株の2種あり、アメリカからお取り寄せしたものは基本的に棘と剛毛が生えていて、枝が古くなると産毛の無い部分も出てきますが、ドイツからお取り寄せしたものは貧弱に感じる枝に産毛は生えるが、基本的に産毛はあまりない。
森林サボテンの中でも実生すると毛柱が生えてくる種は、根が張ってないと新芽が毛柱になることがあります。
これは勢いが弱いときに自己防衛で産毛生やすやつ(空気中の水分収集→アレオーレから水分を吸収するためと蒸散防止の日差し除け)と思うのでその類かと思っていましたが、この2種は違いがあるので、それぞれデミーア属の別種もしくは、中間種~交雑種かもしれません( 一一)
Deamia testudo
Deamia属の4種は各々、花とSEEDPOTに明確な特徴が出るようなので、開花を待ちくたびれている(*´Д`)
Deamia testudo(ドイツ輸入株)
ごついです、正直キモい(笑
Deamia chontalensis
Deamia chontalensis
旧Strophocactus属、Deamia testudo よりも花がだいぶ小さいようです。
着生ですが、テスツドのように枝に貼り付いていく異質な感じは少ないです。
吊り鉢にすると、なかなかな見ごたえです。
つーか、咲きたまえ( 一一)
chontalensis 花画像
開花はしましたが、上手く咲くことが出来なかったようです…。
次回に期待(*´ω`*)
Selenicereus anthonyanus
Selenicereus anthonyanus
フィッシュボーンカクタスの一角。蔓性ですね。
アンソニアナスはセレニケレウス属の中でも一番異質と思います。
Disocactus speciosus との間に、交配種が存在しているセレニケレウス属の一つです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Selenicereus_anthonyanus
深く切り込みの入った枝は、モンステラなどの観葉植物を思い出させます。
この切り込みは、下の方の枝に光を届けるため、と ”僕も” 思います。(*’▽’)
フィッシュボーンカクタス、ジグザグサボテンと呼ばれる種は、このセレニケレウス アンソニアナスの他、後述のディソカクタス アングリガー、ウイベロセレウス イミタンス、そのほか、エピフィルム クリソカルディウムの、計4種が知られていますが、すべて属が違う程度には、各々が別種です。
特に、アンソニアナスと、アングリガーは、ショッピングサイトなどで頻繁に混同されています。
さらにアングリガーは近年、エピフィルム属からディソカクタス属へと移っており、エピフィルム アングリガーの名前でセレニケレウス アンソニアナスが販売されているという事態が散見されます。(/・ω・)/
ダメ押しで、アングリガーを取り扱うショッピングサイトでの和名が、白眉クジャクと表記されていることが多いです。
白眉クジャクは、アングリガーの syn. のダラヒーの和名でして、アングリガーの和名は、有角クジャクですわよ奥さん(´Д⊂ヽ
アングリガー以外は滅多に花は咲きませんので、草姿だけでなく開花も楽しみたいならばアングリガーがお勧めですね。(*´ω`*)
anthonyanus 花画像
なかなか花は咲きませんが、咲くと香りが強くて感動します(*´ω`*)
Weberocereus bradei
Weberocereus bradei
ウチワサボテンのような見た目のWeberocereus。
Opuntia属と違い着生ですので、育ってくると枝垂れてペンダントっぽくなります。
上記の glaber と tonduzii がSelenicereus属へ移ったたため、Weberocereus属に残っているのは以下の
Weberocereus bradei
Weberocereus frohningiorum
Weberocereus imitans
Weberocereus rosei
Weberocereus trichophorus
Weberocereus tunilla subsp. tunilla
Weberocereus tunilla subsp. biolleyi
のようです。(*´ω`*)
Weberocereus trichophorus…欲しい!!!( ;∀;)
bradei 花画像
アメ花かわいいね(*´ω`*)
花の色に関して、萼がピンクの系統と、白の系統があります。
このbradeiは、アメリカからお取り寄せしたもので、ピンクの系統ですね(*´ω`*)
Weberocereus frohningiorum
Weberocereus frohningiorum
案外寒さに弱いです。
絶滅の危機に瀕しているので、オークションやショップで見かけたら、購入して増やしましょう。
上記のbradeiととても近い種です。
花も似ていますね。(*´ω`*)
frohningiorum 花画像
アメ花かわいいね(2回目 (*´ω`*)
Weberocereus imitans
Weberocereus imitans
フィッシュボーンカクタスの一角。
束生状になります。
わたくしはルッキズム全開の全裸絶叫中年男性ですので、どうしてもクジャクサボテンの一種に見えてしまいます(・_・)
栽培に関しては、イージーなように見えてとても困難です。
生きてはいるけど、成長しない!!!
シュート状の枝は出すが、このシダ葉がなかなか出てこない!!!
…当圃場の環境から逃げ出したいのだろうな。
ナニカ、根本的な間違いをしている気がする…(*´Д`)
Disocactus anguliger
Disocactus anguliger
フィッシュボーンカクタスの一角。
友情出演。
Disocactus属です。
エピフィルム属ではないんです。(*´Д`)
anguliger 花画像
基本的に秋に咲きますけども、たまに春にも咲いています。
一晩と次の日の昼位までは咲いていますので、エピフィルム属より長く花を楽しめます。あんま変わらんけど(爆
わりと清楚で綺麗ですわよそこの旦那さん(*´ω`*)
いかがでしたか?
新芽には特徴がでるというプレゼンでしたが、いくつかの系統を感じて頂けたら喜んで踊り出します。\(゜ロ\)(/ロ゜)/
以前から、Selenicereus属、Weberocereus属、Hylocereus属、の3属を分ける意味があるのか?という主張がボソボソと囁かれていましたが、とうとう 上記の系統図にあるように、Hylocereus属と一部の Weberocereus属がSelenicereus属 へ統合されました 。Σ(・ω・ノ)ノ!
ですが、わりと最近のお話ですので、以前の属のままの記載がのこっています。(気が、狂うわ!!!!)
参考資料
A phylogenetic framework for the Hylocereeae (Cactaceae) and implications for the circumscription of the genera
A new species of Deamia (Cactaceae) from the Mesoamerican region